マテバシイの皮粉を使って
どんぐり染めに挑戦して行きます、
手順を以下に示します、
▼
①たんぱく処理をする、
②染液につける
③触媒液につける
たったこれだけです、
ですが、それぞれで準備が必要です、
ご紹介して行きます、
染める布を用意
どんぐり染で染めることができる布や繊維は、
ウール、シルク、綿です、
今回は綿の手ぬぐいを用意しました、
たんぱく処理
たんぱく処理とは、染める布や繊維に
タンパク質を付けて行きます、
作業は超簡単、
豆乳を使います、
豆乳を水で薄めます、
バケツに水をはって、
100mLの豆乳を入れる程度OKです、
触媒液の準備
触媒液はミョウバンを使います、
ミョウバンは水の溶けにくいので、
予め適当な鍋でお湯を沸かしておいて、
そこに入れて溶かします、
これが触媒原液となります、
この原液をバケツで薄めて使います、
どんぐり染液の準備
どんぐり染液はマテバシイの皮粉を使います、
だいたい1Lの染液に対して100gの粉を入れます、
今回の場合はパックに入っておりますので、
これを染めるものの大きさによって
使い分けます、
今回は3パックを使って
3Lの染液を作ります、
お湯を沸かして沸騰したら
火を止めて、
パックを投入します、
色をたまにチェックして下さい、
このまま1日放置でもOKです、
出来上がったらパックと取り出します、
色の目安ですが、
このくらい出れば
染められると思います、
火を止めてパックを入れた鍋に
重曹を投入します、
マテバシイの色を出やすくします、
※火を止めてから入れて下さい、
ぶわ~と溢れて危ないです、
これで待つだけで染液の完成です、
それでは実際に染めて行きましょう!!
①たんぱく処理をする
豆乳を薄めて液に布を浸します、
時間は数時間から1日くらいが
おすすめです、
②染液につける
たんぱく処理をした布を
絞って水気をとります、
そして染液を再度沸騰させた後、
火を止めて、布を浸してきます、
時間は染まり具合を見て
判断します、
このまま1日放置でもOKです、
③触媒液につける
最後に染液から布を出して
絞ります、
その後触媒液に浸します、
発色を促進させ、色落ちを防ぎます、
染まりが浅いと思ったら!?
染まりが浅いと思ったら、
②と③の工程を繰り返し行います、
出来上がったと思ったら!?
触媒液から布を取り出して絞ります、
そして布を干します、
乾燥したら水洗いをしてください、
完成です!!
どんぐりの刺繍と蝶のステンシルを
加えました、
群馬県天然記念物のヒメギフチョウの
保全活動に役立てたいと思っております、
最後に
ご紹介してきたどんぐり染ですが、
「どんぐり染キット」として
イベント限定で販売致します、
是非遊びに来て下さい、
よろしくお願い申し上げます、